2013年8月時点の取材情報です。

 〜北欧スウェーデン・ストックホルムの路上ミュージシャン、パフォーマー事情〜

スウェーデン・ストックホルムで歩いていると路上ミュージシャン、パフォーマーにであうことがある。

イケメンミュージシャン(左)は澄んだ声で通行人を立ち止まらせていた。多くの観光客が立ち止まっていた。右の方がハーモニカを吹くことは無かった。EC-JOY!Press取材班が見ている間はイケメンリズムに乗って揺れているだけだった。イケメンに便乗した売名行為なのか!?と疑った。



渋メンミュージシャンは枯れた声で熱唱していたがあまり客は振り向いてくれない様子であった。南こうせう路線を目指しているとお見受けし私も愛を込めてスルーした。



悪乗りなのか本気なのか分からない組み合わせにも出会った。しきりにバナナを指差して踊っているパフォーマーがいたがそのメッセージはEC-JOY!Press取材班までは届かなかった。



オレンジ色のおじさんに子供は大爆笑していた。こんなことでも人は幸せな気持ちになれるのだ。経緯は分からないがこのおじさんはオレンジになったことをきっかけに声を出せなくなってしまった。渾身の顔芸は顔だけでメッセージを伝えなければ生きていけない男のイキザマだ。



真っ白のおばさんが向こうから近づいてきたのでカメラを向けたら慣れた様子で笑顔でポーズした。陽気な真っ白おばさんかと思いきや、その後缶を突き出してきて小銭をおねだりしてきた。仕方なく10SEK=180円を入れたところ「Oh!No!!」といってその後スウェーデン語らしき言葉で文句を言っているようであった。少なかったということなのだろう。真っ白なおばさんへ払うチップの相場を調べてこなかったことを悔やんだ。



ちなみにこの真っ白なおばさんは街中で合計4回も再会してしまった。気まずかった。そのうちの1回はスーパーでの再会だ。エスカレーターで真っ白なおばさんが食料調達に向かうスクープ写真がこれだ。物価の高いスウェーデンで私が差し出したあの10SEKで真っ白なおばさんが買える食べ物は何一つ無い。「ひもじい思いをさせてゴメン」と周りに誰も寄り付かない孤独な真っ白のおばさんに向かってEC-JOY!Press取材班は懺悔した。




EC-JOY!Press取材班
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