就職祝い |
■ 就職祝いとは? |
大学生や専門学校生、高校生などの最終学年は、就職活動で精一杯の努力をしています。
今は、自分の就きたい仕事に就くのも難しいです。欲を言わなくとも簡単に仕事が見つかるわけではありません。
そんな厳しい状況の中、自分が可愛がってきた後輩や親戚などの就職が決まった際には、おめでとうという気持ちとともに新社会人へのエールを贈る意味も込めて、ぜひ就職祝いを贈りましょう。 |
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■ 就職祝いの選び方 |
社会の第一歩を踏み出す新社会人の大きな前進を祝って就職祝いはしっかりと考えて贈り物を選びましょう。
男性、女性、どのような職種に就くのか、また、どのような部署かによっても贈るものは変わってきますね。
色々なポイントを踏まえ、何が必要なのか考えていきましょう。また、自分自身、社会人になった時に「これはもらって良かった」や、「これがあれば便利だったな」というような過去の経験も活かせていきましょう。
一般的には、社会人になってから利用するものが贈られることが多いです。
例えば名刺入れや高級なボールペン、システム手帳などです。これらは長年使用することができますし、就職祝いでもらったものとして、自分自身を見直すことにもつながるでしょう。
また、新社会人と同時に一人暮らしや寮生活をスタートする人もいるでしょう。引越祝いとあわせて、家で使える物を贈るのもよいでしょう。
お祝いごとは金額とは言えませんが、新しいスタートのお祝いとしてある程度の費用をかけて贈るようにしましょう。
また、就職祝いだけではなく、卒業祝いや引越祝いとあわせて贈るのもよいでしょう。 |
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■ 就職祝いを贈る時期 |
本来就職祝いは、就職から1ヶ月以内に贈ることが通例とされています。
4月に就職先に入社する方が多いと思いますので、就職祝いを贈る時期は4月中、遅くとも5月のGW前までには相手に届くよう贈ります。
既に就職が決まっている場合、就職祝いを卒業祝いと兼ねて3月に贈るのがおすすめです。
就職祝いで贈るものは、仕事で使えるものや一人暮らしで使えるものなどがよいとされています。
しかし、プレゼントとしてもらわなかった場合も、自分で購入するものなので、相手がすでに準備してしまったものと被らないよう気を付けてください。本人に直接リクエストを聞くのもいいかもしれません。
しかし、実際に社会人になってみないと何を揃えてわからないということもあります。後々揃え忘れていたということもしばしばあります。
ですので4月いっぱいまで様子を見て、5月にほしいものを聞いて贈るというのも一つの手でしょう。その場合は誤解を避けるよう、事前に理由を話し、相手に納得してもらったほうがよいでしょう。そうすることで、遅れて渡すという誤解もなくなりますし、社会人になって何が欲しいか、何が足りないかを生活の中で探しておいてもらうこともできます。 |
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■ 就職祝いの相場 |
就職祝いのプレゼントを何にしようか悩んでる方も多いと思います。そもそも予算ってどのぐらいですか?
どのぐらいの相場かわからないと、購入するものも悩みますよね。就職祝いは頻繁に贈るものではありませんので、結婚式とは違い、相場がパッとイメージしにくいでしょう。
就職祝い金の相場は、5,000円〜3万円ぐらいとなっています。
予算は相手との関係や付き合いによってもバラバラでしょう。
相手に合わせて予算を調節してください。 |
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■ 就職祝いのお返し・内祝い |
就職祝いのお返しは、結婚祝いや出産祝いなどとは違います。あまり考えすぎないようにしましょう。
就職祝いをもらう人といえば、親や親戚、おじいちゃんおばあちゃんが多いと思います。
今まで育ててきた小さな子供が、独り立ちをし、立派に社会人として働いている。それでだけでも親は嬉しいものです。
新社会人としてお祝いを贈るというのは当たり前のように考えています。そんな可愛い子供や孫に一生懸命考えてくれて贈ってくれた就職祝いです。
「今まで育ててくれてありがとう。おかげさまで社会人として働き始めることができました」という報告、感謝の気持ちを込めて、初めてのお給料で就職祝いのお返しを贈ってみるのはいかがでしょうか。
きっと喜んでもらえるはずです。親、親戚、おじいちゃんおばあちゃんは初めて社会に出て働くのがどれだけ大変か知っています。
一生懸命働いて得た初めてのお給料で、立派なものではないにしろ、プレゼントを買ってもらったということが相手にとってはなにより嬉しいプレゼントになるのです。この時に気を付けていただきたいのが無理をしたお返しです。
就職祝いを贈る方の中には何万円もの就職祝いをくれることもあると思います。しかし、単純にその金額の何パーセントを返さなければいけないということではありません。
もらったお給料の金額とこれからの生活費を考え、贈り物の金額を決めましょう。
その時に働いてみての感想や、頑張っているから応援してなどの気持ちを込めた手紙を添えるのもよいでしょう。 |
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