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夏越の祓
■ 夏越の祓とは?
■ 夏越の祓の歴史
夏越の祓の行事
■ 茅の輪くぐり
■ 人形流し
夏越の祓の食べ物
■ 水無月
夏越の祓
 ■ 夏越の祓とは?
一年の上半期の最終日、1年の折り返しの日にあたる6月30日に半年間の穢れを祓って 暑い夏そして後半を無事に過ごせるように祈願するお祭りです。
夏越の祓は、水無月の祓、夏越神事、六月祓ともいいます。文字についても昔は、名越の祓と書いたそうです。
旧暦で言えば六月は、夏の終わりの月でもありましたので、「夏越の祓」と呼ばれます。
神事 神事
 ■ 夏越の祓の歴史
この祓の儀の歴史は、古く、人々の罪と穢れを祓うため701年の大宝律令で正式の宮中行事に定められていました。
応仁の乱以降は、廃絶したものの宮中では、元禄年間に復活、また明治時代になって、旧儀の復活から、全国の神社で行われるようになったそうです。
大宝律令 宮中行事
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夏越の祓の行事
 ■ 茅の輪くぐり
境内に大きな茅の輪といって茅を束ね綱のようにして大きな輪を作り飾り「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 のぶといふなり」と
言葉を言いながらその輪をくぐり、無病息災を祈ります。
これは平安時時代の「拾遺和歌集」に詠われている言葉です。

「茅の輪くぐり」については日本神話に基づいているといわれています。
昔、ある兄弟のところに、一人の旅人が現れて一夜の宿を頼みました。
裕福な兄は旅人を冷たく断り、貧しいながらも弟の蘇民将来は温かく旅人をもてなしました。
数年後、旅人が恩返しにと再び蘇民を訪れますが、実はこの旅人はスサノオノミコトで、その教えに従って茅の輪を腰に付けたところ、疫病から逃れられ、子々孫々まで繁栄したということです。
この故事に基づき、家の玄関に「蘇民将来札」という札を貼り、厄除けにするという風習も残っています。
拾遺和歌集 日本神話 日本神話
 ■ 人形流し
紙で作られた人形の形をした人形(ひとがた)とよばれる物に息を吹きかけ名前を書いて神社に納めたり川に流すことで穢れを祓います。
人形とは、人の形を模した紙の形代です。
人形に自分の名前や年齢などを書き、それで体を撫でて人形に罪や穢れを移し、身代わりとして神社に納めます。
人形を川に流したり、篝火を焚いたり、水や火を使う神事で清め、厄を落とします。
紙だけでなく、藁などで人形を作るところもあります。
また、お清めのために人が直接、川や海に入る地方もあります。
形代
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夏越の祓の食べ物
 ■ 水無月
この夏越祓に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき水無月です。
水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、それぞれに意味がこめられています。
水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。
旧暦6月1日は「氷の朔日」といわれ、冬から貯蔵しておいた水を氷室から出し、臣下に分け与えたり、暑気を払う行事が宮中で行われていました。氷はたいへん貴重なものなのでそのため庶民の間では、
水に見立てた菓子などを作るようになったといわれます。
和菓子 和菓子 小豆
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