神田明神 |
■ 神田明神とは |
神田明神は江戸東京に鎮座して1300年近くとても古い歴史をもった神社です。江戸時代には、「江戸総鎮守」として、将軍から江戸の庶民にいたるまで江戸の全てを守護されました。現在においても、東京の神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など108の町々の総氏神様として、江戸の素晴らしき伝統文化を保ちつつ、それでいて絶え間なく発展と創造を繰り返す、この東京都心をお守りしています。
一ノ宮に大己貴命(おおなむちのみこと:だいこく様)、
二ノ宮に少彦名命(すくなひこなのみいこと:えびす様)、
三ノ宮に平将門命(たいらのまさかどのみこと:まさかど様)
の3柱を祀られています。 |
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■ 一ノ宮 |
一ノ宮には大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られています。
縁結びの神様で親しまれているだいこく様です。天平2年(730年)にご鎮座されました。国土開発、殖産、医薬・医療に大きな力を発揮され、国土経営、夫婦和合、縁結びの神様として崇敬されています。また祖霊のいらっしゃる世界・幽冥(かくりよ)を守護する神とも言われています。大国主命(おおくにぬしのみこと)という別名あり、島根県の古社・出雲大社のご祭神でもあります。国土経営・夫婦和合・縁結びの神様としてのご神徳があります。 |
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■ 二ノ宮 |
二ノ宮には少彦名命(すくなひこなのみいこと)が祀られています。
商売繁昌の神様で親しまれているえびす様です。商売繁昌、医薬健康、開運招福の神様です。日本に最初にお生まれになった神様のお一人・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)のお子様で、大海の彼方・常世(とこよ)の国よりいらっしゃり、手のひらに乗るほどの小さなお姿ながら知恵に優れ、だいこく様とともに日本の国づくりをなされました。 |
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■ 三ノ宮 |
三ノ宮には平将門命(たいらのまさかどのみこと)が祀られています。
除災厄除の神様で親しまれているまさかど様です。延慶2年(1309年)にご奉祀されました。平将門公は、承平・天慶年間、武士の先駆け「兵(つわもの)」として、関東の政治改革をはかり、命をかけて民衆たちを守りました。明治7年(1874年)に一時、摂社・将門神社に遷座されましたが、昭和59年に再びご本殿に奉祀されました。東京都千代田区大手町・将門塚(東京都指定文化財)には将門公の御首をお祀りしてあります。 |
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