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老化は産まれたときの0歳から始まっています。「まだ20〜30代だから必要ない」と思っている方も多いかもしれませんが、実は始めるのが早ければ早いほどいいそうです。平均的な閉経(月経が終わる時期)を迎えるのが約50歳。ということは女性としての折り返し地点が25歳なのです。5年後も、10年後も、キレイな自分でいるために、若見せや若作りではない、自分を輝かせるための正しいアンチエイジングを始めましょう! |
〜25歳はお肌の曲がり角〜
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産まれたばかりの赤ちゃんの肌はみずみずしく、シワやしみがシミがありません。それが大人になるにつれて紫外線、乾燥、ストレス、細菌、睡眠不足や不規則な食事などが原因で肌も老化が進みます。しかし長年の積み重ねですし、少しずつ老化が進む為、10〜20代ではなかなか自分自身の老化に気づくことができません。自分自身の生活を見直すことでアンチエイジングの意識を高めましょう。
「まだ20〜30代だから必要ない」と思っている方、実は始めるのが早ければ早いほどいいのです。若い時からアンチエイジングに取り組んでいればその分だけ長く若さが保たれ、健康長寿になれます。そして、アンチエイジングと時間を味方に付け、5年、10年と続けていくと大きな効果が期待できます。若いときは自分が変化していることを感じにくいけれど、先を見越して戦略を練り、継続していくことがとても大事なのです。 |
〜老化の原因〜 |
日々、普通に生活をしている中にもお肌の老化の原因があります。
会社への出勤、近くのスーパーまで買い物、外出する時に浴びる紫外線。紫外線がお肌の老化の一番の原因だといわれています。紫外線は、肌を老化させる原因の80%を占めていると言われています。コラーゲンは、肌を正常に保つために必要不可欠なタンパク質ですが、紫外線は、このコラーゲンを破壊し、ヒアルロン酸までをも破壊します。
これにより、シミやシワが増えるのです。外出の際は日焼け止めを塗ること、また日傘をさしたり、袖のある上着や帽子を着用し紫外線からお肌を守ることが大切です。
湿気の多い夏でも、室内は冷房がきいているため乾燥するもの。冬場の乾燥は肌荒れが目で見て分かるほどです。肌が乾燥した状態が続くと、角質は皮膚を保護しようと徐々に厚くなっていきます。もともと水分や皮脂は肌を守るために存在しているので、これがなくなると皮膚は表面の角質を肥大させて、盾のように保護するしか手段がなくなってしまうのです。角質層が厚くなると、水分を保つ機能がさらに損なわれ、柔軟性も失われてしまいます。すると表面が剥がれやすくなり、隙間から一層水分が蒸発。結果的に皮膚の奥に含まれていた水分までが失われ、固く柔軟性を失った表皮にはシワが刻まれていくわけです。とにかく、皮膚を乾燥したまま放置しないことが重要です。
そのために毎日のスキンケアが欠かせません。しっかりとクレンジングでメイクを落とし、洗顔で優しくお顔を洗ってあげ、その後に化粧水・美容液・乳液・クリームなどでしっかりと保湿をすることが重要です。メイク落とし、洗顔でお顔は激しく乾燥しています。洗顔後何もしないのはシワを自らつくってしまっているのと同じこと。毎日のスキンケアを怠らず、しっかりとお手入れをしてあげましょう。
また、睡眠もとても大切です。年齢を重ねると毎日の時間の中で睡眠時間が削られてしまいます。仕事が遅い、メラトニンの分泌量が少なくなるなど様々な理由はありますが、しっかりと睡眠をとらなければ体力が十分に充電できなくなります。体内で消費される酸素の2%は活性酸素になりますが、睡眠中は呼吸数や代謝は低く抑えられ、活性酸素の発生は非常に少なくなります。逆に言えば、
起きている時間が長い人ほど活性酸素の害を受けているわけです。
睡眠中は美容・健康が作られております。睡眠時間が短い分肥満傾向が見られます。ただ寝るだけでは痩せるといったことはありませんが、睡眠とダイエットはとても大切な関係をもっています。また、食後2〜3時間で食べ物は細かくなりながら腸へと移動していきます。その空腹時に腸内はお掃除モードに切り替わります。胃の中が空っぽの状態で寝れば胃腸は十分な休息を取ることができます。さらにその状態で朝食をとると腸内に強いぜん運動が始まり、排便を促すことができます。夜の食事後、寝るまでに2〜3時間の時間を空け、しっかりと朝食をとることで便秘の予防につながります。
「夜22時〜2時はお肌のゴールデンタイム」とよく耳にしますが、この時間帯は美肌の鍵となる成長ホルモンが多く分泌される時間帯といわれています。お肌の水分量にかかわってくるホルモンですので、なるべくゴールデンタイムに睡眠をとれるようにしましょう。
以上のことを20代から心がけていくと5年後、10年後と若々しい姿を保つことができるでしょう。お金をかけずに若々しさを保てるポイントをおさえ、健康的に生活していくことが大切です。
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